●天保山に登ろう
12時過ぎに家を出る。最初は地下鉄で遠回りしていくつもりだったが多少遅れそうだったのでニュートラムでテクノポート線経由で行く。ニュートラムで大阪港へ行くとちょっと近いのだが、地下鉄で行くより130円ぐらい高い。遅れそうだってのに130円程度けちってもな。
13時ちょうどぐらいに大阪港に着くが行ってみると案の定というか改札は二つあった。まぁ、普通は目的の天保山に近い方に出るかと思い、目的地に近い方の改札へ移動する……そう、いったん出てみたら反対側だったんだよ!
反対側へ移動してみるとはうらびさんは……あぁめんどーだ。蝉丸さんはすでに到着している。
この時点でさっそく飯でも食おうと移動しようとするが、いくらなんでも5分も待たずに移動するのはあまりに不親切。ってことで待ってみる。朝のうちにぴろきちさんからは体調が悪いと連絡があったのでここにくるかもしれないのは、コーちゃんという人だけだ。
……ってもし来てたとしてどーやって集合するってのだ?
しかたなく、無意味に大声でぴろきちさんの話をしてみたり、無意味にY字開脚をやってみたりして無意味に衆目を集めてみたりもするが、こちらに近寄ってくる人はいない。いやもしかして来てたとしてもこんなことする集団(といっても3人)に近づきたくなかっただけかも知れないが。
結局13時20分まで待ってみたもののやってくる気配が見られなかったのでほっといて移動することにした。
ここで注意。うちは基本的に、目印を用意したり、集合場所を限定できるように配慮したりはしない。もし集合場所がわからないなら、目印を自分が用意したり、奇抜な服装でやってくるなり、あらかじめ他の参加者の携帯番号を教えてもらう、などするように。
駅を出るとたこせんを売っている店があったのでさっそくトラップされる。蝉丸さんがいるとこーゆーのにはすぐトラップされる。
たこせんと言うと単にせんべいにたこの絵があって、ソースを塗りたくってあるだけのもんだと思っていたのだが、せんべい2枚の間にたこ焼きをはさんだというものだった。
この店で売っていた、
北海道のシュールな水
何がどーなんだ!
蝉丸さんがたこ焼き部分に到達したあたりで食べ飽きたらしいので残りをもらう。
うむ、たこ焼きは美味しい。
一応登山証明書をもらうためにやってきたので、その証明書をくれるはずの橋本薬局を探しながら天保山へ向かってみたのだがそれらしき薬局はない。町の地図を見ても薬局はあっても橋本という名前ではない。
早々に薬局をさがすのはあきらめて天保山の方へ向かう。
まず、最初に飯を食うってことで天保山マーケットプレースというところへ向かう。
何を食べるか迷ったが、1000円のバイキングを食べることにする。
しかしいきなりテンションが落ちる。ゆきのさんが言うには「おかずが冷たい」。致命的だよ、それ。店内も閑散としてるし。
食べた後はマーケットプレースをちょっと見てみる。
店を出ると何か騒がしかったので見に行ってみると、誰かしらんがコンサートをやっていた。
誰だっか? なんか声優の人だと思うのだが……。
とりあえず写真を撮って見る。
誰なんだろね? この人?
分かる人にはこんな写真からでもわかってしまったりするんだろーか……。
歌の後は握手会とかやっていて、そんなに並んでないので握手してもらおうかと思ったが、これから山登るしな。(だったらマーケットプレースを散策すんなよ)
ここは蝉丸さんいわく、でっかいみやげ物屋。まぁ……そーゆーとこだ。
適当にぬいぐるみ屋とかを物色する。ゆきのさんは気に入ったぬいぐるみと写真を撮っている。……店の商品を無断で! て、とがめるかのような物言いだが撮影者は俺だ!
ゆきのさんのホームページに乗っているので興味があれば見てみるように。
いつまでもぬいぐるみを見ていると目的を忘れるので(この時点で15時になっていた)本来の目的である天保山へ向かう。
天保山公園というところが目的地だ。
そー時間もかからずに移動出来る。
……えーっと山頂。
すぐ到着。
とりあえず集合写真やら、三角点やらの写真を撮る。
山頂に、登山証明がもらえる場所が書いてあった。山小屋とかいう喫茶店らしい。
薬局じゃなかったようだ。ま、場所はすぐわかりそうなところだったので帰りによることにする。
地図を見ると海遊館の店のあたりにボトルシップ博物館とかゆーのがあるらしいのでそれを見に行く。
地図を見ると二階と書いてあったのだが、1階のショップの隣になっていた。
見てみる。
……まぁ見てみるだけなんだが……。
座るとこがあったのでしばらくここで休憩してから山小屋へ向かう。
山小屋は大阪港駅から歩いて5分程度の所にあり、旅館の一部を昼間借りてやっているらしい。
入って証明書が欲しいってことを言い、登山者名簿に記帳して証明書を受け取る。
これはただ。で、ついでなので、コーヒーでも飲むことにする。
旅館の一室なのですごい和室でなんだかすごく落ち着くスペースだったりする。ここで蝉丸さん、ふっちは、いちびりセット(コーヒーに羊羹がついたセット)。ゆきのさんはホットコーヒーを頼む。
コーヒーの味はまぁうまいんじゃないでしょーか。でもコーヒーの味とか言っても喫茶店で飲むのもうちで飲むのも違いがわからん男だし言うだけ無駄だな。
で、この広間には山と渓谷とかの雑誌がおいてあって表紙にはマジックでページ番号が書いてある。そのページを開くとこの山小屋のことが載っているわけだ。
読んでみると、この山小屋の店主は橋本薬局の店主だったのだ。橋本薬局は今年の3月に焼失したらしい。
で、もともと経営が不振だったのもあり心機一転、喫茶店を始めることにしたらしい。……ってなんで喫茶店なんだ?
写真はなんとなく面白かった川柳。「登山道、なかなか高く、なってこず」と書いてある。
と、いうわけでこの橋本薬局で登山証明書がもらえるというのはインターネットで調べたわけなんだが、情報古いので各自訂正するように!(って誰に言ってんだか)
帰り道で見つけた空き地。もしやここが元橋本薬局の場所か?
無意味に空き地で向かい合う二人。戦うのか?
目的は達したのでうちに帰るわけだが、蝉丸さんが車で来ているので乗せてもらうことにする。
蝉丸さんご自慢のオープンカー。ダットサンのなんとか。すまん、車に興味ないので名前が覚えられない。
で、どうみても二人乗りの車に無理やり三人乗り込む。まぁ乗れないこともない。が警察にでも見咎められたらちょっと言い訳しにくい。
俺が後部座席というか荷台のような部分に乗り込む。……これ体が硬いやつだと乗れんな……。
どうにか誰にも文句を言われずに俺んちに到着。
その後ふっちんちで三人でぶたのしっぽをやってみる。いや、蝉丸さんが知らなかったのでルール説明がてら……って説明するほどのもんじゃないのだが。
コーヒーやら飲んで(またコーヒーかい)だらだらとだべり18時頃に解散。