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2000年11月19日

●「太陽の法」鑑賞会

 5時ごろに大阪駅の噴水前に集合。大体時間どおりに3人集まる。結局3人。まぁ、ただ券が2枚だしこれだと一人あたり600円の負担ということになる。
 とりあえず映画館の方へと向かう。映画館には迷うこともなくたどりつく。
 別に行列が出来ているなんてことはもちろんなく、閑散とした雰囲気なので予想通りがらすきなのだろう。
 そういえば表でただ券を配っているとかいう噂を聞いたのだが映画館からクレームがついてやめてしまったという話も聞いた。
 6時過ぎぐらいの上映なので時間は余りまくる。第3ビルの中ででも茶でも飲んで時間をつぶそうかということになり移動しようとした。
「でもただで配ってたなんて話聞いたらお金出してみるのやですよね」
「あぁ、まったく。つーか金払ってまでみんやろ?」
「券あげよか?」
「え?」
 とそこには茶のジャンパーを着たおっちゃんがいた。信者なのか?
 そのおっちゃんは持っていた2枚の券をゆきのさんに渡し、さらに映画館の横あたりにたむろしている仲間の所に行ってもう一枚を持ってきた。
 とりあえずこれはラッキーとばかりにもらえるもんはもらっておく。
 ……つーか……。思いっきり馬鹿にしてるのにただ券くれるなんて、なんていい人なんだ。信者の人!
 てか、ノルマとかあるんだろうかね。
 なるほど、ただで配るというのはむやみにばらまくのじゃなくてこーゆー風に配っているのか。

 600円は払う覚悟だったのが浮いて本当によかった。
 3ビルに行き適度に迷ったあと喫茶店を発見しそこで6時前までだべる。

 上映時間ごろに映画館の前に戻ると、小規模な集まりが出来ていた。
 様子を見るにどうも信者らしい。新たにやってきた人に対して「ご苦労様です」なんて言っている。これもノルマがあるんだろうか?

 中に入るも外から覗えた雰囲気と同じくがらすきで、真中あたりの席に人は密集している。
 真中のちょっと後ろあたりに席を取り映画が始まるのを待つ。

 今まで映画を見に行った活動で内容については言及してないのだけども、今回はこれこそパラダイスな映画だったので紹介しよう。

 ……映画の感想なので別に幸福の科学にイチャモンをつけているわけではない。けどまぁ、馬鹿にしたような表現はあることにはあるが……ま、信者だったら愛の心でこれぐらいは許してくれるだろう。

 まず、最初世界の創造とかそーゆーのが描かれるが意味不明。13次元神霊とか9次元なんとかとかよくわからんことを言っている。まぁ創造主がいるらしくてそいつがエルカンターレらしい。「このころエルカンターレと改名する」とかってナレーションがあった。しかし他に誰もいないよーな世界で誰を気にして改名しているのだ?
 まぁ9次元でも13次元でもいいんだが言葉の意味を説明してくれんとわけわからんな。

 途中よくわからん説明があるんだけども、とりあえず、地球が舞台になるまで飛ばす。金星に人類作って文明が生まれてとかゆー話もあるんだがまぁこの辺は本題ではないのだろう。(というかどこが本題かはっきりせん映画ではあるが)

 えーと、最初ムー大陸とかってとこに文明ができてそこの王様がラムーっていうらしいんだよ。
 うん。でこいつは王様だから偉いんだな。
 で、最高の政治家でもあったらしいんだ。で、その根拠が自分で判断せずに霊の判断を仰ぐ かららしいんだ。
 ってそれ誰でもえーやん。
 ラムー統治下で繁栄してた文明もラムーが死ぬと次第に廃れていくわけだな。
 で、ムー大陸の次はアトランティス大陸らしい。
 ここでもなんとかゆー王様がなんでもできて偉いらしい。
 で、この人も偉大なのでこの人が生きてる間は繁栄するんだけども、死んじゃうとまたすたれるわけだ。
 
 で、次がインカ帝国だったかな?
 あ、いや一応ギリシャも紹介されるんだけど、止め絵2枚ぐらいで端折られてた。
 で、インカ帝国にも偉大な王がいるわけなんだけども、ここはすぐ出てこない。
 なんだかしんないけど、宇宙人がやってきてこっそり裏でなんかやってるらしいんだよ。
 こいつらが爬虫類型宇宙人で宇宙法すれすれのやりかたで地球をのっとろうとしているらしい。
 宇宙法ってのはふつーに暮らしてる星の文明に介入してはいけないとかそーゆーもんらしい。で、宇宙人は地球人の人心を惑わして社会を乱し、そこに介入の理由をつくるとか。
 で、搾取したあげく宇宙警察がやってくる前に逃げるらしい。
 宇宙警察て……21えもんじゃあるまいし……。
 
 なんかもうどーでもよくなってきたんで内容紹介はこれぐらいで。まぁ、なんかこーゆーよーなのが延々続くわけだよ。
 なにかあるたびに失笑をもらしたり、笑いを堪えたりしていたのだが、どうもそういう態度を取っていたのはこたみかだけらしい。まわりは何か真剣に見てたような……。信じるってすごいよなぁ……。

 終盤で僕はトイレに行ったのだが、別に行ってる間になにか話が進んだとかいうことはなかったらしい。

 見終わった後は近くにあった天下一品でラーメンを食べる。ゆきのさんが天一のこってりを食べたことがないと言っていたので食べてみようということになったのだ。
 しかし、そのラーメン屋に行く途中思い出し笑いで涙が出てきた。いや、こんだけ笑える映画というのも珍しい。昨日テレビでやってたミスタービーンより面白いと思う。

 ラーメンを食べた後、集合写真を撮っていなかったのでもう一度映画館の前にもどり写真を撮る。最後の回の上映の後なのでもちろん映画館は閉まっていた。すばやいね。
 信者でもいるなら写真を撮ってもらおうかとも思ったが誰もいないのでセルフタイマーで撮った。

 後は大阪駅で解散。
 こーゆー感じだったね。

 ま、見れるうちに見とくといいでしょう。
 多分大抵の場合信者が見に来てるので、その人に声かけるなり、見るかどうか悩んでるふりでもすればただ券をくれることでしょう。

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