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1999年05月01日

●養老天命反転地が目的だったような……とにかくどこででも焼肉やってんじゃねーよの会 in 名古屋!

 朝8時に京都駅に集合。これはかなり早い。いや……世間的には大したことはないかも知れないが僕にしてみればもうこの集合は早すぎる。まぁ普段6時45分に起きているとはいえ休みの前日はもう夜通しチャットしてるしな。
 と、いうかこの日の前日というかもう本日の3時までチャットしているって馬鹿だと思う。我ながら。しかも蝉丸、ぴろきち、ふっちとほとんどのメンバーがチャットに3時までいるあたりもう、自分の事は棚にあげて

さっさと寝ろ! と言いたくなる。
 ま、その気になれば8時集合ぐらいはどうにでもなるもの。しかし眠いことは眠い。
 集合時間に行くとすぐにぴろきちさんとゆっちがあらわれる。
 が、蝉丸さん……交通手段は蝉丸さんの車なので蝉丸さんがこないとどうしようもない。
 何度か電話で連絡をとりあうもどうやら迷っているらしい。今さらどうとも思わなんぞ! この程度で!
 結局八条口までこれないようなのでこちらから向かうことにする。京都タワー側の方へだ。しかし……チャットで京都駅のマイナーな方とかって確認を入れてきたのですっかりわかっているものと思っていたのだが……。

 なんとか集合できたので早速移動。ちなみに僕が方向音痴だというのは周知の事実だと思うので当然僕が地理に疎いということもわかっているとは思う。 当然どこをどうやって移動して岐阜まで向かったのかはよく覚えてない!
 途中なにやら怪しげな寺やらラーメンランドやら鍾乳洞やらのフラフラと立ち寄りたくなるようなポイントが散見されるも、一応まささんがすでに養老で待っているはずなので余計な寄り道をしているわけにはいかないのだった。こーゆー時は別れて行動してると不便だ。
 車が二台に別れてしまうのも問題だな。そうそう、ゆっちは日帰りのつもりなので別の車で移動しているのだ。
 12時ぐらいには養老に到着。ほぼ予想通りの時間だ。寄り道をしなかったおかげでもある。すでにまささんは到着しているはずだ。さっそく探そうにもなんの手がかりもない。とりあえず養老天命反転地の入り口まで行ってみるもいない。


 しかたなく子供の国だか広場だかというところに行ってみる焼肉部。別になんにもない。こっち側に食堂らしきものがあったのでこっちで飯でも食ってるんじゃないか? ということで来てみたのだが。


 とりあえず在るものはしかたがない。在ったらのるしかない。……しかし……
小学生以下4名までのブランコなのだが……もしもし? 聞いてます?


 最近だんご3兄弟便乗商品コレクターのふっちです。とりあえず五平餅3兄弟です。


 で、これが実際の商品。ってあんたまた買ってるのか! 誰かこの買い食い王を止めろ!

 こんなことをやっているとまささんを探すという目的を完全にロストしてしまうのでもう一度反転地の入り口へ戻る。
 先ほど迷子の放送があったので放送で呼んでもらえるかも知れないと思ったのだ。
 さっそく受付へ。とりあえず仲間を1人捜している事を伝えると放送してもらえることになった。「横浜のまささん、焼肉部のふっちが反転地入り口でお待ちです」と放送して貰おうと思うと……。
「いえ……そーゆーふざけたことは……」
 ってなんだおい! 焼肉部がふざけてるってのか! あぁ!

 とりあえず横浜のまささんとは呼んでもらった。
 するとほどなくしてまささん登場。やはり放送は効果があったらしい。
 いい時間なので早速昼飯へ。
 屋台のようなものが出ている広場があるのでそこで飯を食うことにする。
 僕は別になんでもよかったので牛丼。わざわざ養老までやってきて牛丼……悪いか?
 蝉丸さんはビールせっととうなぎまぶし丼か何か。ぴろきちさんもうなぎ。
 ゆっちとまささんはハーブ入りソーセージだかを食べていた。

 まささんは僕たちよりは1時間ぐらい早くついたらしくあたりを適当にまわっていたらしい。そこで顔出し写真を発見したとのことなので顔出しマニアな焼肉部は早速顔出し写真へ。しかし養老で顔出しとは……孝行息子とその親父とかならツボだが。


養老関係ねぇ!

 顔出しとしては無理ありすぎ!
 ピカチュウなんざ顔の真ん中じゃねぇか!
 名探偵コナンのほうは……丁寧に顔をくりぬいてあるのだが、これも意味なさすぎ……一体何を考えてこんなものを……。


 もう一枚。今度はふっち、ぴろきち、ゆっちバージョン。

 腹ごしらえもすんで今回の最大の目的であるところの養老天命反転地へさっさと移動。
 入場料は710円。チケットを買いパンフレットをもらう。

 …………………………
 ……………………
 ………………
 えーと……なんかこの……パンフレットのイキっぷりに目眩が……。
 養老天命反転地使用法というのが載ってるのだが一部紹介しよう!

極限で似るものの家
・中に入ってバランスを失うような気がしたら、、自分の名前を叫んでみること。他の人の名前でもよい。
・自分と家とのはっきりした類似を見つけるようにすること。もしできなければ、この家が自分の双子だと思って歩くこと。
・思わぬ事が起こったら、そこでたちどまり、20秒ほどかけて(もっと考え尽くすために)よりよい姿勢をとること。

 などなど……えー……。
アホですか? あんた?
 こんな所でいきなり立ち止まるわけにも行かないので早速中に。
 入り口を入ってすぐに土産物というか反転地グッズ売場があったので入ってみる。
 中には反転地Tシャツやら帽子やらがおいてあった。
 その奥にシューズとヘルメットがあり無料で貸しだしてくれるらしい。が、誰も借りていかないようだ。余りまくっている。只なら借りねば損だとばかりに借りる。この先何があるかわかったものじゃないしな。

 入り口からしばらく歩くと最初に見えてくるのが養老天命反転地記念館―養老天命反転地オフィス。


 オフィスなどといいながらも中で仕事をしている人間などはおらずただの迷路のようなものになっている。ハイビジョンテレビで反転地制作者の戯言を流してもいる。
 ここはトイレの中も変で特に女子トイレが変らしいのだがさすがに見に行くわけにも行かない。女子部員もくれば報告してもらえたんだが。ここはトイレの中まで斜めになっていて相当うっとうしい。
 もうこの辺でここのやりかたは読めてしまった。


 オフィスを抜けるとこの上にはのぼらないでくださいという張り紙が。でもそういわれるとのぼりたくなってしまうじゃないか!
 と、いうことで全員で乗ってみた。


 オフィスを出てすぐの所にある昆虫山脈。要は石くれの山なのだが一番上に給水施設。昔は見かけたけどねこの水くみ。少なくとも俺の田舎にはあったぞ。これ。
 とりあえずこーゆーものを見せつけられるといじってしまうのはしかたあるまい。


 オフィスを昆虫山脈の上から撮った写真。多分オフィスの裏手にあたると思う。ただ単に変なだけの建築物。これなら忍者屋敷のほうがもう少し面白いと思う。しかしこの調子で建物を紹介するととてもじゃないが時間ばかりかかるので適当に端折ります。なーに心配はいらない。だってどの建物もほとんど同じで代わり映えがしないからだ。適当にうねうねとした建築物と壁に埋まった家具。それだけ。
 この変化の乏しさが退屈をさそう。まぁそうは言っても一応写真撮ってきたしその全貌を少しなりとも伝えようと思うのでもっと適当にこっから先紹介します。


 極限で似るものの家。うねうね迷路。とりあえずこれを一通り見ておけばあとの建物も似たり寄ったりなので十分だ。うん。


 不死門。ただの竹やぶにしか見えないけどゲートだそうな。が、わざわざ通りはしなかった。


 楕円形のフィールド。ここが反転地のメインだろうか? こうやって見るとこの奇景は一見の価値ぐらいはあると思うのだけども。


 万里の長城を模したという楕円形フィールドを取り囲む塀。この塀はずーっと歩いていくことが出来て……


 行き止まり。この徒労感をどうにかしてくれ……。


 宿命の家。家って言われてもなぁ……。ちなみに写ってる2人は使用法(パンフレットに各建物の使用法が書いてある)通り、まるで異星人であるかのようにさまよっているところ。いや……さまよわれてもなぁ……。


 とりあえずこのままではネタがないので無理矢理作ってみる焼肉部。いきなりここの客を指さして見て反応を見るという……。いや……今こうやって見るとすげぇ間抜けっすねぇ……。


 運動路。何が運動なのかは知らないがもうここらへんでだべる焼肉部。しかし一度座り込むともう立ち上がりたくなくなるのだが。もう本当にここで本領を発揮してだらだらと過ごす。もうこんなもんで十分見ただろうということで出ることにする。まぁ途中に何かあったら見ていこうぐらいの気持ちで。


 地霊。真っ暗な迷路。ってよーするにここは全部迷路なのな。意味もなく集合写真なんかを撮ってみる。と、いうかもうだらだらで感想も何もないよここ。


 やっぱ集合写真は外で撮るべきだろうということで外で撮ってみました。バックは楕円形フィールド。まぁここが一番養老天命反転地らしいかと思ったので。

 急ぎ足だけども一通り見てきたものは説明した。見てないパビリオンもいくつかあることはあるのだが結局どこいってもぐにゃぐにゃした家と迷路と埋まった家具だろうしなぁ。
 総論としては、確かに変だし、でこんなもの作ってしまうのは凄いと思うがだから何? と言った所だろう。僕としては裸の王様にあんた裸だよ、と指摘するのが面白いわけで、ヌーディストにあんた裸だと言った所でなぁ。
 ま、一回行ったらもう十分。何度も行くほどの所ではないということっす。

 ここまででようやく養老天命反転地が終わりましたが、まだまだこのイベントは続きます。

 とりあえず反転地に飽きた焼肉部はまぁ養老といえば滝だろうということで見に行くことに。
 車で養老の滝の方の駐車場へ移動しそこから歩き。駐車場近辺の土産物でとりあえずひょうたんを買う。
 そこからかなり坂を歩く。しかし途中土産物屋はいくらでもあったりして下でわざわざ買うこともなかったと思う。
 途中養老の滝関係の資料館のようなものがあったので入ってみる。中には人形で養老の滝の話が再現されていた。しかし親孝行なだけでえらい出世する孝行息子。


 外にはなぜか鐘があったので無意味にならしてみたりもする。これが結構うるさい。

 途中の土産物屋は熱心なところとそーでないところの差が激しい。養老の滝へと向かう中腹あたりにあった土産物屋の客引きはとても熱心だ。 二件の店が向かい合っているのだが、反対側で養老サイダーを物色してると、
「それやったらうちにもあるよぉ!」
 って反対側の店の客にまで声をかけるなよ!
 とりあえず養老サイダーは飲んでみると結構おいしかったので買って帰ることにするもかさばりそうなので帰りに買うことに。


 そこから登っていくと途中リフトを発見。しかしこのリフトにたどりつくまでが結構大変そうなのでもうそのまま登ることに。


 滝に到着。滝周辺はさすがに涼しくもう動きたくなくなる。ここまで来る間に結構汗だくになったのだ。ここで僕の持ってたデジカメの電池が完全に切れてしまたのでぴろきちさんとまささんのカメラに変更し恒例の集合写真を取る。

 とりあえず滝さえ見ちまえば用はねぇ! とばかりにさっさと名古屋へ移動。ま、この間にもいろいろあったりはするのだがもうそんな些末なことはどうでもいい。
 名古屋ではぴろきちさんの友達二人に案内してもらい「マウンテン」という喫茶店というかレストランというかとにかく食い物やへ行く。
 ここはとにかく馬鹿でかい食い物と、態度も馬鹿でかい店員が見所だ! 店員教育ちゃんとしろ!

 マウンテンで飯を食った後はどういうわけか焼肉。一応ほら焼肉部だし。僕が寝ている間に移動していたのだがどうやらどこぞの河原に到着。ま、僕が寝てる間にも暴走族の先頭に立って走るとか色々ネタはあったようだが寝てたしな。




 準備にかかる焼肉部。しかし名古屋のどまんなかで何やってんだろう……。


 集合写真。なんかもうどうでもよくなってきたぞ。

 だらだらと3時頃まで焼肉を食べ続け寝る。車とテントにわかれたわけだが……ま、どっちもどっちだろう。


 次の日。朝起きてあらためてこの光景を見ると浮浪者の住処のようだった。
 なんか笑えた。

 しかもここすぐそばを電車が通っていたりするので、電車から丸見え。
 とりあえず電車に手を振ってみたが振り返してくるものもいない。大阪なら一人や二人はは必ずいるのに、そーゆーやつ。名古屋人愛想悪いぞ。

 と、まぁそーゆーのおいておく。そんな些細なことはどーでもいいのだ。
車のエンジンがかからなくなっているのだから。

 バッテリーがあがってしまったらしい。どうも一晩中ワイパーが無意味に動いていたようで。


 JAFにお出ましいただく他ないので早速呼びつける。しかしまぁ……街の真ん中でキャンプしてバッテリーあげてしまってJAF呼ぶってのはなぁ。

 どうにか車は動くようになったので名古屋の量の多いモーニングとやらを探しにいく。が、情報がなさすぎ。というか事前に調べとけ焼肉部。結局発見できなかったのでそこらの普通の喫茶店で普通のモーニングを食べる。
まったくもって意味ねぇ!
 何しに来たんだよ!
 つーわけでこれについてはいずれリベンジかましたいと思う。

 次に向かうのは名古屋のテレビ塔。
 塔があればとりあえず登ってみるのが焼肉部。
 とりあえず展望台まで行ってみる。行ってみるが……別に高いだけで何があるわけでもない。と、いうか京都タワーにへぼいものがありすぎるのか……どうも京都タワーは別格らしいので色々期待してはいけないようだ。荷物を大量に抱え、犬まで連れてなぜか展望台にあがり深刻な顔して携帯で電話しているお姉さんとか不思議なものも発見しつつとりあえず高所は堪能した。


 いい加減本気でどーでもよくなってきた集合写真。これはそこらへんの家族連れに撮ってもらった。しかし母子を見かけたので撮ってくださいと言ったらわざわざ親父を呼んできてた。そんな大層なことでもないんだが。


 で階段を使って下りてみる。いやこれは面白い。金網だけなので外部と隔離されてる京都タワーとはひと味違う。というかこれは怖い。足下もよく見ると隙間があったりするし。

 名古屋ではこんな感じだ。
 この後は昼飯にやばとんとかって店に行ってみたが行列が出来ていたので食うのをあきらめそこらの食堂で飯を食い帰途についた。

 終わり。

2006年3月23日追記
 そーいや養老天命反転地のデザイナーがマンション作ったとかゆーニュースを見ました。
 えぇ、マンションもこんな感じですよ。人が住むこと考えてない感じがたまりません。

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