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1999年05月28日

●金曜鹿の凶暴さを見学してついでにイスキエルダ・チチャ男さんに奈良の町を案内してもらいたいぞ!の会

 京都から奈良なんてそこそこの距離。大体近鉄だと30~40分で着いてしまう。
 12時に集合で12時4分ぐらいとまずまずの時間に到着。僕が着いたときにはすでににゃあさんとぴろきちさんが来ている。
 ここで3人。蝉丸さんは昼から会社を休んで車でこちらに向かっているという。
 もう一人今回のメインともいうべきイスキエルダ・チチャオさんなのだが……あ、目印言うの忘れた!。わかるんだろうかこれで。
 しかしこれがなぜか集合できてしまう。まぁ噴水前で待ってる人間自体がすくないし挙動の不審さでわかってしまうのか?
 なぜわかりました? に対する答えはなんとなく。というものだった。

 昼飯時なのでさっそく飯を食いに。適当にぶらぶらと移動する。目的をすぐに見失ったりしつつもそこらにあった蕎麦屋で飯を食う。
 僕はミニカツ丼セット。ミニカツ丼にうどんがついてくるというお得な……え? そーいや今日の夕食はうどんの
予定だったような。
 ま、まぁ腹ごしらえをして奈良公園へ向かう。


 途中の土産物屋で見つけたのがこれ。というかこれはどこにでも置いてある。テレビで紹介されたものだからもうここぞとばかりに置きまくっている指人形。人形の下にあるテレビで紹介されましたプレートは同じものが各店に。

 さすがに観光地だけあってどーでもいい土産のオンパレード。みうらじゅん展を見に行った人間ならわかるようにいやげものの宝庫ですな。ここは。
 別に奈良とは関係のないチョーカーをすすめる謎の親父の話を一応聞いてみる焼肉部。なんでも女子中高生にモテモテになるそうだ。なぜ女子中高生。


 てくてくとあるいていくと猿沢の池に到着。ここは鯉やら亀やらがわんさかといてなんか楽しい。このあたりで蝉丸さんから電話があり合流できた。ってなんで猿沢の池にたどりつくまでに1時間30分以上かかっているのだろうか。

 とりあえず亀に餌をやらなくては! ということでにゃあさんが鯉の餌の麩を購入。池にばらまくと簡単に鯉やらなまずやら亀やらが寄ってくる。麩は小分けにするよりある程度の大きさのものをまくのが面白い。大きいと一口では処理できないのでその餌に群がるように集まってくるのだ。ちなみに池のまわりには鳩がいるのでこれに対しても麩は有効。万能餌だ! 麩!

 餌巻きを堪能した後はやっとのことで奈良公園に。


 早速鹿煎餅を購入。というかほとんどの鹿煎餅は蝉丸さんのおごりだったような。鹿煎餅を持っているともう鹿は群をなしてねだりにくる。しかし鹿煎餅売場には鹿は集まらない。ということはよっぽど過酷な調教が……。

 ここから先は鹿と戯れる焼肉部です。




 おじぎをする鹿とぴろきちさん。本当におじぎしてる。とても野生動物とは思えん。

 何しに来たかすっかり忘れている焼肉部。金曜日の鹿は凶暴かどうかを検証しに来たのだった。
 見たところ全く凶暴ではない。愛想はとてもいい。こんなことではいけない! と公園内を散策することに。
 買い食い王が一々なにを買い食いしたのかについては端折る。
 だらだらと歩くがいっこうに凶暴な鹿には出会えない。
 やはり修学旅行生が山ほどいるこの時期は平日の金曜日とは言えないのかもしれない。
 とにかくだらだら歩き、かといって金曜鹿以外の目的のない焼肉部はとりあえず目についた奈良国立博物館とやらに向かうことにする。
 向かうことにしたのだが、なぜか博物館へ行くことは途中で忘れてしまったらしい。


 たどりついたのは鹿の資料館。ここに我々の求める金曜鹿の答えがあるのか?

 中には鹿の胃の内容物――ビニールでいっぱい――や、鹿の角切りの衣装、鹿の骨格標本などが展示されている。あまり関係のない鹿のおもちゃやらまでが展示されてるあたりスペースを埋めるのに困ったのか? と言う感じだ。


 鹿の鳴き声の図! これがなんか笑える。一部紹介しておこう!
チュイーン…… 餌をもらう時。
ゲゲゲ…… 攻撃的な気分の時。
ミィ…… 近付かれたとき。
フィーヨー…… なわばりをもつ雄が出す大きな声。
ピャッ…… 警戒しているとき。

 これマジか?


 ビデオデッキがあって自由に見てよいようだったのでとりあえずビデオを見ることに。「編集済み」と「原本」という二つのビデオがあったのでなんとなく原本を見てみる。
 このビデオの内容が結構興味深く自然と見入ってしまった。鹿の生態やらがわかってなかなか勉強になる。
 で、そのビデオを見ながら思いっきり寝ている蝉丸さん。
 僕……この人の寝てる姿ばかり見ている気がするのだが。

 鹿の資料館を後にすると他に行くところもないのでとりあえず奈良公演入り口まで戻ることにする。あ、そうそう資料館で勉強したところでは、春はお母さんに注意! 秋はお父さんに注意!なので覚えておくように。
 目の前の道を修学旅行生が歩いているのでとりあえずそれについて行くことにする。
 だらだらと歩く。しかしどんどん坂を下っている。資料館までにこんなに坂を上った記憶はないのだが。
 どんどんと下っていくとそこそこ広い場所に出る。が修学旅行生はそこで留まっていた。逆に僕たちに「道知りませんか?」と聞く始末。あのなぁ……焼肉部に道聞くな!

 とりあえずこのまま引き返すのはなんとなくしゃくなので修学旅行生に
「迷わせてくれてありがとう!」
「勝手についていったん俺らや」
 と感謝の言葉を伝えそのまままっすぐ行くことにする。
 小川を越え丘陵を登るとすぐに道に出ることが出来た。なんてことはない。
 戻ってはきたものの目的がないので公園に来るまでに見かけたまっちゃの店に行くことにした。そこで何か食べてから飛鳥の方へ行ってみようということになる。


 これがまっちゃの店。たべるまっちゃの店とあるようにまっちゃモノがメインの店のようだ。店の名前は忘れた。


 まっちゃモノを適当に頼む。蝉丸さんの頼んだのが結構な値段のする京雅。奈良だけど京。抹茶プリンの下にはところてんが。このところてんも抹茶味だったのだろうか。


 これが僕の頼んだ抹茶プリンパフェ。この抹茶プリンの毒々しい色に惹かれてこの店に入ったのだけども。そーいや今日の夕食の後はパフェ会。もう午前中にうどんもパフェも食ってるあたりなんとかしろ、俺。


 がら空きだったので気兼ねなく店員さんに頼んで撮ってもらった集合写真。もう喫茶店の中で写真撮るぐらいは慣れてしまったなぁ……。

 さて、ここにくるまでの土産物屋で無性に気になったものがあったので蝉丸さんに買わせようと思ったモノがある。
 阿修羅の紐タイである。
 なんかその醸し出す駄目っぷりな気配が最高におかしいので是非とも蝉丸さんに購入してつけていただきたい!
 と思い紹介したのだが一目見て駄目! などと言い出す。
「けっ! そんなんでよく神戸の夜の帝王だとか、ボケキングだとか言ってられるよな!」
「わかったよ! 買えばいいんでしょ」


買わせた
 これが最強に面白い。ここまで笑えるアイテムとは思わなかった。いや、蝉丸さんがつけているからこそここまで面白いのだろう。最強アイテムだ! これは! しかしそのおもしろさはこの写真ではまったく伝わらない。これは実物を見てもらうしかないのだが。

 このいやげもの(まさにいやげもの)を買った後は飛鳥地方へ向かうべくチェロキーに乗り込む。
 一応向かいはしたもののすぐに行ってる暇はないなということで飛鳥へ向かいつつも大阪へという進路へ。
 途中車内でCDでも聞こうということになりぴろきちさんが取り出したのが橋幸夫。
 なんで今さら橋幸夫? と思ってはいけない。いや別に思ったってかまわないのだが。
 にゃあさんがいうには体力が削られるおもしろさ。いまだに耳に残っている。

 と、こんな感じで後はパフェに続く!

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